2022/05/27 12:15

① 幼児に対するCOVID-19ワクチン接種_The New York Times

幼児に対する接種はどうしましょう?というThe New York Timseの記事です。

https://www.nytimes.com/2022/02/09/health/covid-kids-vaccines.html

医薬品の承認や治験に関する周辺知識や、薬害(サリドマイドやTGN1412事件など)を合わせて勉強していただけるとよりナイスです🐓

 

② 5-11歳の小児に対する新型コロナウイルスワクチン_NEJM

新型コロナウイルスワクチンのような注目度の高いトピックに関しては良く学習しておきましょう。

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2116298

*日本語版概要

https://nejm.jp/abstract/vol386.p35

 

 

③ HPV4価ワクチン_NEJM

日本でHPVワクチンの接種率が低いことは以前から問題点として指摘されています。

ワクチンについてしっかりと学習し、リスクベネフィットを適切に評価しましょう。

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1917338

論文の概要:スウェーデンの 1030 歳の女児・女性において、4 HPV ワクチン接種は、人口レベルでの浸潤性子宮頸癌のリスクが大幅に低いことと関連した

*日本語の概要

https://nejm.jp/abstract/vol383.p1340

 

 

④ HBOC(遺伝性乳癌卵巣癌症候群)に関するレビュー記事_Breast Cancer

某海外有名女優に施行された【リスク低減乳房/卵巣卵管切除術】により世界的に有名になった疾患です。

DNA修復機構も合わせて勉強するとさらにナイスです!

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8514387/

 

 

⑤ 膵臓がん_The New York Times

膵臓がんに関する基礎的な疫学から、最新の研究について触れられている記事です。

がんは医学部編入試験において頻出のテーマですので、よく学習されることをお勧めいたします。

https://www.nytimes.com/2022/02/07/well/live/pancreatic-cancer-warning-signs.html

 

 

⑥ 遺伝子治療_NEJM

遺伝子治療は今最も注目されている治療技術の一つです。

メカニズムをよく理解しましょう。

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2027675

論文概要:ADA-SCID をレンチウイルスによる ex vivo HSPC 遺伝子治療で治療した結果,全生存率と無イベント生存率は高く,ADA の発現,代謝の正常化,免疫能の再構築が維持された

*日本語の概要

https://nejm.jp/abstract/vol384.p2002

 

 

⑦ 白血病に対してCAR-T細胞療法を行った症例_Nature

CAR T療法は最新の治療法の一つで、編入試験でも出題が予想されるためぜひ読んでもらいたいです。

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04390-6

論文の概要:がん細胞に対する免疫応答を誘導するように設計された遺伝子改変免疫細胞(CAR T細胞)の持続によって、10年間の寛解を維持できた2人の白血病患者について報告する論文です。

*日本語の要約

https://www.natureasia.com/ja-jp/clinical/research/13959

 

 

⑧ 禁煙と体重増加と腸内細菌叢_Nature

生活習慣病、腸内細菌叢は医学部編入試験で比較的高頻度に取り扱われるテーマです。

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04194-8

論文概要:体重増加は禁煙に伴う主要な有害作用の1つであるが、その機構的基盤はほとんど解明されていない。E Elinavたちは今回、過去にたばこの煙に曝露されたことのあるマウスにおいて、腸の微生物相の摂動が体重増加に関与することを示している。

*日本語の概要

https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/110881

 

 

⑨ がん免疫療法への代謝マイクロバイオームの連携_Nature

https://www.nature.com/articles/s41586-021-04003-2

論文概要:腫瘍内には、免疫細胞に必要な重要な栄養素が少ない。今回、マウスにおいて、がんに侵入するよう改変した細菌が、腫瘍の老廃物を代謝燃料へとリサイクルし、抗がん免疫応答を高めることが分かった。

*日本語の概要

https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/109918

 

 

⑩ 肥満手術_NEJM

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2002449

肥満は平均余命を短縮させる。肥満手術は長期的な死亡の相対リスクを低下させることが知られているが,今回の論文で平均余命が長いこととの関連が示された

*日本語版概要

https://nejm.jp/abstract/vol383.p1535