2026/01/17 23:09
今回は、2026年度入学試験、島根大学に見事合格されたYさんにインタビューさせていただきました!
藤原:この度は、誠におめでとうございました! 最初に、簡単に自己紹介とご経歴を教えてください。
Y:Yと申します。薬剤師を経て、島根大学(3年次編入)より合格を頂きました。よろしくお願いします。
藤原:ありがとうございます。 医学部学士編入を目指したきっかけについて教えてください。
Y:薬剤師として患者さんと接する中で、薬物療法だけでは副作用などの影響から長期的な服用が難しく、患者さんの苦痛を十分に解決できないと感じました。そこで、薬物療法だけでなく、治療計画全体に主体的に関わっていきたいと思うようになり、医師を志望しました。
藤原:なるほど、仕事をしていく中で課題を感じたのですね。 現時点で具体的に目指したい科はありますか?
Y:現時点では精神科に関心があります。学部時代に睡眠に関する基礎研究に取り組んだ経験から、睡眠障害の治療に興味を持つようになりました。また、職場でハラスメントを経験したことをきっかけに、ハラスメント予防や働く人のメンタルヘルス支援にも関わりたいと考えています。さらに、薬剤師として自殺のゲートキーパー研修に参加した経験から、自死の予防にも取り組みたいです。
藤原:受験勉強を始めた時の状況と、受験戦歴を教えて頂けますか?
Y:受験勉強を本格的に始めたのは薬剤師になってからです。その時点では得意科目もなくて、英語の外部試験も受験したことがなかったので、正直合格できる自信はなかったです。ただ、後で悔いが残らないように、隙間の時間を見つけて少しずつ勉強を続けました。
生命科学は河合塾KALSのオンライン講座を受講し、それ以外の科目は独学で対策しました。英語も基礎から復習して、TOEIC L&R 700点台、TOEFLiBT 70点代を取得しました。受験歴については、最終合格に至るまでに数年間かかってしまいました。今年度は、島根大学に加えて、大分大学と山口大学(面接辞退)の筆記試験に合格しました。過去には、いまお話した大学に加えて、奈良県立医科大学や群馬大学の筆記試験を通過しました。毎年、運に恵まれて筆記試験に合格できた大学はあったのですが、面接試験で不合格となってしまって、最終合格に至るまでには時間がかかりました。
藤原:筆記通過しても面接で悔しい思いをすることが続くと、自信がなくなりますよね。それでもずっと受験を続けられたYさんは素晴らしいです。勉強はどのように進めていきましたか?また、 振り返って失敗したなと思うことや、やって良かったことは何かありますか?
Y:私は主に生命科学・英語・化学・小論文を受験に使ったので、この4科目についてお話したいと思います。 生命科学は、河合塾KALSの教材に加え、青本(薬剤師国家試験の参考書)を活用しました。 英語は、単語力の強化とTOEFL対策、過去問演習に取り組みました。 化学は、まず「スタディサプリ」や「重要問題集」を用いて高校範囲を復習しました。その後、「ソロモンの有機化学」や青本で大学範囲を勉強しました。 小論文は、LABの受験生同士で添削し合いました。
失敗だったなと思うことは、勉強し始めてすぐ、多くの科目に手を広げてしまったことです。物理や数学にも取り組んでみたものの、勉強時間が足りずに挫折してしまいました…。それよりも、生命科学や英語の基礎固めを優先したら良かったなと思います。 逆にやって良かったことは、Morris LABの受験仲間との勉強会です!時間を測って問題演習したり、過去問でわからない問題を相談し合ったりしました。私は今年の春から退職して受験に専念していたのですが、LABのおかげで孤独にならずに頑張れたと思います。
藤原:なるほど。 今までの経験から今年の合格に向けて意識して取り組んだことは何かありましたか?
Y:今年度は、面接対策に力を入れました。私は人前で話すのが苦手だったので、誰よりも練習を重ねる必要がありました。その点、Morris LABには合格者の方にも受験相談できる環境があって、とても心強かったです!! 筆記試験を通過してから面接当日まで、合格者や受験生の方々と毎日模擬面接を行いました。練習を重ねるうちに、自分の考えを自分なりに伝えられるようになって、上達を実感できました。面接本番では自信を持って話せたので、本当にやって良かったなと思っています。
藤原:面接対策を強化されたんですね。私も面接は大の苦手でした。 今回合格された島根大学の面接対策では、特にどんなことに力を入れましたか?
Y:特に力を入れたのは、島根大学を志望する理由を明確にしたことと、島根県の医療問題について知識を深めたことです。 島根大学の3年次編入は薬剤師が多く受験しますので、面接官に「大勢の薬剤師がいる中で、この受験生に入学してほしい」と思ってもらう必要がありました。 私には他の薬剤師のような華やかな経歴はありませんが、その分、島根大学や島根県のことをしっかり調べて、自分がどのように貢献できるかを熱意を持って伝えられるようにしました。その他にも、職場の上司に医療問題について考えを伺ったり、島根県で精神障害のある方の就労支援を行っている団体の方にお話をお聞きしたりして、現場の課題に対する理解を深めました。
藤原:差別化を測るために戦略的に対策をされていたんですね!確かに自分事に落とし込んで語ると熱意は伝わりやすいですよね。 合格までに数年を要したということですが、その間のモチベーションはどのように保っていましたか?
Y:そうですね…正直なところ、合格までの数年間、いつもモチベーションを高く保てていたわけではなかったです。振り返ってみると特別なことはしていなくて、「どんなに忙しくても、どんなに苦しくても、地道に勉強を続けて、諦めなかった」というところに尽きるかなと思います。
それから、私は2024年にMorris LABに参加したのですが、そこで同じ目標を持つ友人ができて、お互いに励まし合いながら頑張れたことも、モチベーションの維持につながったなと思います。
藤原:”諦めない”という気持ちを持ち続け、自分を信じた結果が今回の合格だったのですね。 入学後にやりたい事や、楽しみにしている事はありますか?勉学以外でもなんでも大丈夫です!
Y:はい、諦めなかったことと、LABをたくさん活用したことが合格に繋がったと思います。 まだ実感は湧いていないのですが、まずは医学の勉強を楽しみながら頑張っていきたいです!島根大学は再受験で入学された方も多いので、いろんな年齢や経歴の方がいると聞いています。実習や部活動を通してそういった方々と関われることを嬉しく思います。 それと、今回合格を頂けたということは、薬剤師としての知識や経験も評価してもらえたのかなと感じていて、とても光栄に思っています。ですので、これまでに学んできた薬の知識も深めていきたいです!
藤原:色々な経歴の方々とお話出来るのも楽しそうですし、なかなか得られない経験ですよね! では、最後に受験生の方々へメッセージをお願いします!
Y:受験生の皆さんの中には、努力がなかなか結果に結びつかず、つらい思いをされている方も少なくないと思います。そういった方は1人で抱え込まずに、Morris LABなどの場を活用しながら、前向きに頑張っていってほしいです。
編入試験は運や縁の要素も大きいですし、私自身も不器用だったので、「頑張れば絶対に合格できる」とは簡単に言えないのですが…それでも、日々努力を続けている方々を心から尊敬しています。皆さんの挑戦を応援しています!
Yさんの諦めずに愚直に勉強や対策を続けている姿を見てきました。本当にその粘り強さと根性には脱帽です。
画像は、面接対策のために作ったノートだそうです。自分の回答だけでなく、医療ニュースや地域医療などの気になる記事も貼り、気づいたらこれだけの量になってたとのこと。これだけやったら、自信を持って面接に臨めますし面接官にもそれが伝わりますよね(^^)

