2026/01/12 14:26
今回は、学部4年生から大学の勉強と並行しながら合格されたブランさんにインタビューさせていただきました!
藤原:この度は、誠におめでとうございました! 最初に、簡単に自己紹介とご経歴を教えてください。
ブラン:はい、ブランです。現在は国立理系の4年生で、来年度から東京科学大に編入予定です。 経歴 社会人経験はないので、大したことは書けないのですが、 小学校まで東京で中学の3年間名古屋に住んでました。 高校から東京に戻り今に至ります。
藤原:大学在学中での受験だったのですね。医学部編入を目指したきっかけは何でしたか?
ブラン:編入を志した理由は二つあります。 一つ目は、弟が神経発達症のグレーゾーンにあり、常に生きづらさを感じている様子を目にしてきたからです。求めている医療と提供されている医療のミスマッチを解決したいと思うようになりました。 二つ目は、大学の研究を通じて身につけたデジタルスキルを医療に反映させることで、患者さんがよりアクセスしやすい環境を作りたいと思ったからです。 自らのバックグラウンドを活かして医学を学ぶために、編入という選択肢が最適だと思いました。
藤原:目的意識が非常に明確で、強い意志が感じられますね。 受験勉強を始めた時の状況と、受験戦歴を教えて頂けますか?
ブラン:受験勉強を始めた当初は 生命科学に苦戦しました。 大学受験の際も物理化学選択でしたので、生物の知識もなく、大学でも生物系のことを学んできていなかったからです。点と点がつながらず、悪戦苦闘していました。
受験戦歴は、名古屋大学、東京科学大学の2校を受験し、両方とも合格しました。
藤原:素晴らしいですね。 勉強自体は、いつ頃から始められたのですか?
ブラン:2024年の12月からです。
藤原:試験までの時間がかなりタイトであったと思いますが、どのように勉強を進めていきましたか?
ブラン:スキマ時間を有効に活用すること、また勉強すると決めた時間は集中して詰めることの二つを意識しました。 私の場合、生命科学が課題だったため、毎日のノルマを決めて問題集(編入塾cellさんのもの)をこなし、その復習&暗記を移動中などに行いました。
藤原:スキマ時間の活用とは、具体的にどのように活用していましたか??
ブラン:ワークで覚えられなかった暗記事項をGoodnoteに入れて、暗記カードを利用して記憶する。英語の論文を読むなどです。
藤原:Goodnoteに暗記カード機能があるのを初めて知りました笑。Goodnoteユーザーであったら非常に使い勝手いいですね!
ちなみにcellさんの教材で勉強を進めようと決めた理由はなんですか?
ブラン:主に値段の観点からです。 また、KALSの教材はイラストが少なくわかりにくかったため、初学者には難しいと判断しました。
藤原:なるほど、学生ですと価格は重視されますよね。 英語は得意との事でしたが、TOEFLはどれくらいの点数でしたか?また、英語の勉強は全くされなかったのですか?
ブラン:TOEFLは科学大に提出したスコアで95点でした。95点は名古屋大学の英語試験の換算点数が120/150となる足切りの点数だったため、一つの目安としていました。これを超えたことが名古屋大学の出願の決め手となりました。
英語自体の勉強はしませんでしたが、英語の医療論文を毎日読んでいました。
藤原:なるほど、その分生命科学に時間をかけることが出来たんですね。 今回合格した東京科学大学、名古屋大学の筆記試験の対策は、どんなことを意識してされましたか?
ブラン:自分で図解できるレベルまで理解を落とし込むことを意識しました。各単元ごとでバラバラに記憶するのではなく、一つのストーリーとして生命科学という学問を学ぶことで、どんな問題が来ても簡潔にかつ過不足なく記述できるようにするためです。 また、学習の最後の方では 字数制限の中で記述する練習を行いました。これにはKALSの「医学部編入のための生命科学演習」が役立ちました。
藤原:実験考察では理解度が問われますもんね。 名古屋大学では統計も出題されますが、それはどのように対策されましたか?
ブラン:統計は「医療統計わかりません」シリーズで基礎を抑えた後、過去問ペースで対策を進めました。 正直完璧までには仕上げられなかったので、3問中1.5問は解くくらいの心持ちで臨みました。
藤原:どこまで仕上げるかもしっかり決めておけば焦らずに済みますね!
面接対策はどのようにされましたか?
ブラン:まず過去問などから想定質問を考え、チャットGPTなどを用いて壁打ち練習をしました。それに加えて、LABのクエスト発注を利用し、合格者の先輩方に練習&フィードバックをしていただきました。 科学大の場合は質疑応答がないため、自分が必ず言いたいこと・アピールしたいことをメモに書き出し、どんな質問に対しても組み込めるように準備していました。
藤原:本番の面接では、手応えはありましたか?
ブラン:名古屋大学の方では、かなり圧迫面接で手応えは五分五分でした。 科学大では、言いたいことを全て盛り込んだ回答をでき、さらに研究発表でもお褒めの言葉をいただけたので,手ごたえはありました。
藤原:お褒めの言葉とは…素晴らしいですね!!! 名古屋の圧迫面接で、答えにくかった質問は何かありましたか?
ブラン:はい。 入学後にやりたい研究についてかなり細かいところまで詰められて(使う器具や対象など)その答えが難しかったです。 また、「これは医者でなくてはダメなのか?」と言い方を変えて何度も聞かれたため、最後の方は何と答えれば良いのかわからなくなりました(緊張もあったので)。 さらに、私自身生物系の出身ではなく、その類の授業を大学で受けていなかったのですが、その辺のところを知っているはずなのに「ないのか?」ときつめに聞かれたことも覚えています。
藤原:それはかなりの圧迫でしたね…想像するだけで背筋が凍ります…本当にお疲れ様でした泣。 今回の受験を振り返って、もっとこうすれば良かったと思うこと、やって良かったと思うことは何かありますか?
ブラン:もっとこうすれば良かったことは、書類を作る段階から受ける大学の先輩にface to faceで添削を受けておけばよかったと思っています。自分がやりたい研究と研究室とのマッチ度について客観的なフィードバックをもらうことで、面接の受け応え対策にもつながると思います。 やってよかったことは、毎日意地でも論文を読み続けることです。継続は力なりという言葉のごとく、毎日やることで身体が慣れてくれて、本番でも実力を発揮できます。
藤原:絶対にやってやる!という強い意志が集中の力を生み、今回の結果に繋がったのですね。 大学に入学したらやりたいことや楽しみにしている事は何かありますか?勉学以外でもあったら教えてください!
ブラン:入学後は、私自身興味を持っている「デジタル技術医療」の分野についての知見を深め、実現可能な医療モデルの確立のため解像度を高めていければと思っています。 また、1度目の大学生活ではコロナの影響もあり不完全燃焼となっていた部活動も楽しみたいです。
藤原:まさに、いま求められている分野の人材ですね!!部活も、ぜひ楽しんでください! では最後に、これから受験する受験生たちにエールをお願いいたします!
ブラン:情報が少ない編入試験では、今やっていることが正しいのか不安になることが多くあると思います。ですが、毎日積み重ねてきたことは必ず身を結びます!!自分を信じて前に進んでくださいっ!
藤原:インタビューへのご協力ありがとうございまいした!
ブランさんは、志望校に進学された先輩によく相談をされたり、自分からグループディスカッションの練習企画をLAB内で積極的にされていたのが印象的でした!この度は本当に本当におめでとうございました!
以下の写真は、勉強を支えてくれた猫&毎日やった論文を読んでいる様子だそうです。この子は福猫ちゃんだと言ってました笑!突き進んでいく中でも、癒しは必要ですね(^^)

